モロッコ、旅を楽しむヒミツその5〜口尾麻美さん（料理研究家）

料理研究家の口尾麻美さんに「モロッコ、旅を楽しむ5つのヒミツ」について教えていただきます。
今回のヒミツは「スパイス使いでモロッコの味」です。

モロッコ、旅を楽しむヒミツ　その5　スパイス使いでモロッコの味

モロッコの味を日本でも再現したいと思ったら、手に入れたいのがスパイスです。モロッコの料理は基本的に薄味で、素材の風味を感じられるやさしい味わいです。そこにアクセントとして使われるスパイスが、料理に奥深さを与えます。クミンパウダーとジンジャーパウダーを使うと、一気にモロッコ風になります。もちろんどちらかでも大丈夫です。いちばん簡単なモロッコ料理はゆで卵にクミンパウダーと塩をつけて食べること。一度試してみてください。

タジン鍋をお持ちの方なら、好きな野菜を適当な大きさに切って入れ、ふたをして弱火に20分ほどかけるだけで、おいしいモロッコ料理が出来上がります。ふたの形状によって、水分は調節してください。味付けは塩やクミンなどの好みのスパイスで。トマトなどの水分の多い野菜を加えるといいですね。しっかりと弱火にするために、鍋と火の間に鉄板などを入れてもいいです。あれば香菜やイタリアンパセリを散らすとさらに風味が豊かになり、見た目も華やかになります。

丸の内サロンはインターFMで月曜から金曜日までお昼の12:10〜12:30放送中です。

口尾麻美さん
Asami Kuchio
料理研究家。旅からインスピレーションを受けた料理を提案し、雑誌や書籍などで活躍中。モロッコのタジンやクスクスに関する著書も多数。バッグブランドpetit-amiとコラボしたキッチン雑貨も展開している。Kitchen Diary http://ameblo.jp/asamilpw/

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