ストーリーのあるモノづくりのヒミツその3〜山本和豊さん(デザイナー)
デザイナーの山本和豊さんの「ストーリーのあるモノづくりのヒミツ」をご紹介しています。今回のヒミツは「人の内面に関わる」です。
ストーリーのあるモノづくりのヒミツ その3 人の内面に関わる
モノも空間も、実際に使うのは人です。使う人がいなくては意味をなさないものです。だからこそ、作るときには自分が使いたいと思うことに加え、使ってくれる人の喜ぶ顔を想像しながら、その人の内面に深く関わりたいと願っています。友人夫婦のオーダーによって、二人のために製作したというフォトフレーム「piece×peace FRAME」は、まさにそのケース。二人のもつ温かい世界を表現しながら、さらに発展させてほしいという願いが込められています。
「piece×peace FRAME」は写真を入れることによって広がる世界を表現するべく、フォトフレームにこだわっています。現在はCIBONEなどの都内のインテリアショップなどで買うこともできますが、流行やトレンドに左右されないスタンスをくずしません。大量生産されたすぐれたものもありますが、使い捨てされるようなものではなく、いつまでも大切にされる、心に残るものを作りたいと思います。
丸の内サロンはインターFMで月曜から金曜日までお昼の12:10〜12:30放送中です。
■STRATA
http://www.dessence.jp/product/strata.html
山本 和豊さん
Kazutoyo Yamamoto
1976年 埼玉県生まれ。大工の父の影響を受け幼少時代は物作りに明け暮れる。1999年 CDLを設立。同時に5年もの間、各国を旅し異文化の建築に触れ影響を受ける。2005年 株式会社デッセンス に改名し、法人化。住宅、商業空間、オフィス、プロダクトを中心にデザイン及び施工を行う。2010年 経済産業省主催「JAPAN DESIGN +」上海派遣デザイナーに選ばれる。
dessence
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