人生を変えた活版印刷のヒミツその5〜武井実子さん(SAB LETTERPRESS)
活版印刷のブランド、SAB LETTERPRESSを手がけている武井実子さんに「人生を変えた活版印刷のヒミツ」について教えていただきます。今回のヒミツは「違いがあるから面白い」です。
人生を変えた活版印刷のヒミツ その5 違いがあるから面白い
活版印刷は、作品ひとつひとつ全く同じようにはできません。その違いが魅力でもあります。同じポストカードでも一枚一枚風合いや色の濃さなどが違いますが、そんなところこそ味があっていいところだと武井さんは思っています。手触りや風合いなどを感じていただき、活版印刷ならではの個性をいいと思ってくださる方が増えればいいなと考えているそうです。
今の印刷技術ではありえないことだと思いますが、歴史ある活版印刷では、一枚一枚違うのが当たり前です。それを含めていいと思ってくださる、楽しいと思ってくださる方が増えれば、この印刷は今後も存続し、発展していくと思います。いろいろな印刷、作品があるということを知っていただくたけでも、世界は広がると思います。
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武井実子さん
Jitsuko Takei
2005年、活版印刷による印刷物の販売と印刷のオーダーを承るブランド「SAB LETTERPRESS」を立ち上げ、国内外で約80店舗にオリジナル製品を販売しながら、紙や活版印刷にまつわる仕事を行う。2007年にはショップ「PAPIER LABO.」の立ち上げとディレクションを行い、デザインと活版印刷を行う「オールライト工房」ではプレスとディレクションを行っている。
SAB LETTERPRESS
http://www.sabletterpress.com/
PAPIER LABO.
http://papierlabo.com/
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