人生を変えた活版印刷のヒミツその4〜武井実子さん(SAB LETTERPRESS)
活版印刷のブランド、SAB LETTERPRESSを手がけている武井実子さんに「人生を変えた活版印刷のヒミツ」について教えていただきます。今回のヒミツは「人との関わりから学ぶ」です。
人生を変えた活版印刷のヒミツ その4 人との関わりから学ぶ
今の仕事は、顔を合わせることなくメールで済むことが多いですが、活版印刷の世界ではありえません。版屋さん、活字屋さんなど多くの人が関わって出来上がります。一人では決してできないものですが、いろいろな人と関わることで出来上がる、そのチームワークはかけがえのないものです。さらに自分の父親よりも年上の世代の方々と仕事ができる幸せも武井さんは感じているそうです。
活版印刷を支えているのは自分よりもはるかに年上の世代の人々がほとんどです。そんな方々と仕事をすることによって、多くのことを学んでいます。顔を見て話す、世間話をしながら人間関係をつくる、電話をしてはいけない時間帯がある、そんな基本的なことを改めて思い出させてくれたのが、人生の先輩といえる方々です。人と積極的に関わることの面白さを実感しています。
丸の内サロンはインターFMで月曜から金曜日までお昼の12:10〜12:30放送中です。
武井実子さん
Jitsuko Takei
2005年、活版印刷による印刷物の販売と印刷のオーダーを承るブランド「SAB LETTERPRESS」を立ち上げ、国内外で約80店舗にオリジナル製品を販売しながら、紙や活版印刷にまつわる仕事を行う。2007年にはショップ「PAPIER LABO.」の立ち上げとディレクションを行い、デザインと活版印刷を行う「オールライト工房」ではプレスとディレクションを行っている。
SAB LETTERPRESS
http://www.sabletterpress.com/
PAPIER LABO.
http://papierlabo.com/
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