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色を味方にするヒミツその5〜榊原貴子さん(スタイル&カラーコンサルタント)

スタイル&カラーコンサルタントの榊原貴子さんに「色を味方にするヒミツ」について教えていただきます。
今回のヒミツは「マイベストカラーを見つける」です。

色を味方にするヒミツその5 マイベストカラーを見つける

自分にどんな色が似合うか、気になりますよね。専門的には色を四季に分類するフォーシーズン法というもので分析しますが、簡単にできるチェック方法をご紹介します。自然光の下で色をあてて、次の3つの効果があるかを確認します。1つ目は肌が透明感を増し、顔色がよく見えること、2つ目はにきびやしみ、そばかすなどの肌のアラが目立ちにくくなること、男性の場合は髭剃りあとが青黒く見えないこと、3つ目は顔が下がって見えないことです。

パーソナルカラーを見つけるフォーシーズン法は、髪色や肌、瞳などから判断します。ブルーベース(色調に青みを感じる)とイエローベース(色調に黄みを感じる)に分け、さらに春夏秋冬のそれぞれのタイプに分けるものです。同じ青でもブルーベースとイエローベースとでは異なります。紺やスカイブルーはブルーベースですが、ターコイズブルーやピーコックカラー(クジャク色)はイエローベースです。客観的に判断して、自分に似合う色を見つけましょう。印象や雰囲気がきっと変わるはずです。

最後に着こなしのヒントをご紹介します。まず、使う色は3色以内に抑えます。この3色をベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーと呼びます。ベースはいちばん面積の大きい色。スーツやワンピースですね。アソーとカラーは2番目に大きい色。シャツやインナーです。アクセントカラーは最終仕上げの色で、全体の5%くらいを占めます。ネクタイやスカーフがそうですね。たとえば黒のコートをベースにした場合、アクセントに何をもってくるかで印象が変わります。同系色のグレーの場合は、シャープでスマートな印象ですが地味に見えることもあります。逆に原色のブルーや黄色、ピンクを使うとインパクトがあり派手に見えます。また、パステルカラーや原色を薄めたアイシーカラー、キャンディカラーの場合は、強さは弱まりますが、やわらかく華やかな雰囲気になります。

色の鮮やかさ、明るさ、配色によって、大きく印象が変わるのです。アクセントカラーを意識して、色をコミュニケーションツールに使い、より自分らしく楽しく美しく、毎日をお過ごしください。

 

丸の内サロンはインターFMで月曜から金曜日までお昼の12:10〜12:30放送中です。

 

榊原貴子さん
Takako Sakakibara
スタイル&カラーコンサルタント。ファッション、メイクアップ、ライフスタイルコーディネート、空間、イベントプロデュースに至るまで、色彩を軸に、個人と企業の魅力を最大限に引き出すトータルコーディネーターとして活動している。elfe主宰。http://www.elfeelfe.com/


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