休暇の過ごし方のヒミツその5〜神林千夏さん(インテリアスタイリスト)
インテリアスタイリストの神林千夏さんにお話をうかがいます。毎日をクリエイティブに生活する秘訣は、休暇にあるそうです。
神林さんに「休暇の過ごし方、5つのヒミツ」を教えてもらいました。
休暇の過ごし方のヒミツ その5 感覚だけで動いてみる
行き先でも、遊び方でも、料理でも何かを選択するときには、情報ではなく、自分の感覚を素直に尊重してみます。思い通りの結果にならなくてもいいので、「良さそう」「気持ちがいい」などといった直感にしたがってとりあえず動いてみると、自分に対しての発見があるものです。他人のやり方は自分にとってはどうなのか?ということもわかるでしょう。いろいろな方向からものを見る力をつけるためにも、自分を知る上でも感覚を大切にしてみてはいかがでしょうか?仕事では結果を求められますが、休暇ですのでどんな結果でも楽しめます。
あたりまえのことなのですが、人は常に変わっていくべきだと思うのです。ずっと同じ価値観にとらわれる必要もあまりなく、いろんな実感をしながらその都度自然によりよい方に変わっていけばいいと思います。休暇中は、自分とじっくり向き合ういい時間。自分の感覚を信じていろいろ試してみることは、向かっている方向を調整することになるように思います。休暇ごとに、なるほど〜。と思いながら、少しずつ、そのときの夢を追いかけてゆきたいものです。
photo by Chinatsu Kambayashi
丸の内サロンはインターFMで月曜から金曜日までお昼の12:10〜12:30放送中です。
神林千夏さん
Chinatsu Kambayashi
インテリアスタイリスト。2000年にデザイナーの高橋紀人氏と共に「Jamo associates」を設立。衣食住をトータルでファッションととらえ、雑誌や本、広告、カタログ撮影のためのスタイリングのほか、ショップの空間やプロダクトのディレクションを手がけている。http://jamo.jp/
Information 5
■ I’m home
デザイン、建築を中心に、生活を豊かにするという女性の視点を取り入れ、丁寧につくられたインテリア専門誌。編集長の角田さんの「住む」という想いを形にできたらいいなと、毎号テーマをたて、インテリア小物のページを担当させていただいています。見た方がそのまま購入して、「買ってよかった~」と必ず思っていただけるように、見た目だけでない、等身大でリアルな生活に基づくセレクトやコーディネートをしています。私の個人的な経験によるものがほとんど(笑)。もちろんすべての方にそう思っていただくのは難しいですが、本当に自分が使って気に入っているもの、これからぜひ欲しいというものだけを紹介しています。テーマは、「カトラリー」「ステーショナリー」「トレイ」。。など、かなり絞って展開しています。こういうページは案外ありそうでなかったかもしれません。
I’m home(商店建築社)
no.51 May