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休暇の過ごし方のヒミツその3〜神林千夏さん(インテリアスタイリスト)

インテリアスタイリストの神林千夏さんにお話をうかがいます。毎日をクリエイティブに生活する秘訣は、休暇にあるそうです。
神林さんに「休暇の過ごし方、5つのヒミツ」を教えてもらいました。

休暇の過ごし方のヒミツ その3 作り手に会う

興味のあるものやことがらの作り手に会うようにしています。気に入っていたクックブックのシェフやおいしい野菜の作り手、好きなデザイナーやメーカーの創立者など、興味をもったものを作っている人にできるかぎり会いに行ったり、生産場所を訪れたりします。そうやって原点に近づいていくことで、それまで持っていた「なぜ?」という問いが簡単に解けたりします。仕事ではなく休暇なので、答えを出す必要もありません。そのときは何も分からなくても、感じたことを体に貯めておくのです。

もし人に会えなければ事務所や支店でも、すこしでもつながりがあるところに行ってみたりします。何をするわけでもないのですが、近くでお茶を飲んだりしながら、時間の流れや人の動き、空気感、並んでいる家や植物、店を眺めたりして過ごします。気になる人には話しかけてみたりします。何かを感じて帰ることは、無意識に情報を得ているんですね。私の場合はいつもそうやって適当に感じたことを体に貯めておくと、1年くらいで自然に次に向かう方向が決まってきたり、はっきりと目標ができたりしているようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


photo by Chinatsu Kambayashi


丸の内サロンはインターFMで月曜から金曜日までお昼の12:10〜12:30放送中です。

 

神林千夏さん 
Chinatsu Kambayashi 
インテリアスタイリスト。2000年にデザイナーの高橋紀人氏と共に「Jamo associates」を設立。衣食住をトータルでファッションととらえ、雑誌や本、広告、カタログ撮影のためのスタイリングのほか、ショップの空間やプロダクトのディレクションを手がけている。http://jamo.jp/


■Information 3
cook book「asian cocktails」

初の書籍のスタイリングをしました。お酒は好きなので、ついつい、私の好きなシーンで美味しくいただくことをイメージしてしまいます(笑)。そこでできあがったのが、太陽の美しいビーチや、夕暮れ時のカフェや庭、川辺などの、さわやかなシーンばかりのカクテル本。夜のシーンはなんとありません~。NYで編集されているので、海外から見たアジアのテイストが少し入ったカクテルのレシピが満載です。すべてのレシピの味はもちろん見ていますが、かなり美味しいです! カクテルの名前を見て吹き出してしまったり、見るだけでも楽しいですよ。
「asian cocktails」



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