毎日の食事を楽しくする、テーブルまわりのスタイリングの秘密その３〜岩﨑牧子さん（インテリア＆フードスタイリスト）

インテリア＆フードスタイリストの岩﨑牧子（いわさき・まきこ）さんに毎日の食事を楽しくする、テーブルまわりのスタイリングの秘密を教えていただきます。
今回の秘密は「使い道がひとつ以上ある器を選ぶ」です。

毎日の食事を楽しくする、テーブルまわりのスタイリングの秘密その3　使い道がひとつ以上ある器を選ぶ

器の使い方は自由です。たとえば、ふちのない平らなプレートはお皿としてはもちろん、トレイのように上に小さな器をのせて使うこともできます。堅苦しく考えず、好きなように使えばいいと思います。また、取り皿としても使う小皿は、和食器なら５枚揃えなければ、と思いがちですが、必ずしもそうする必要はありません。色違いや形違いなど、それぞれが異なる小皿を使うのも楽しいです。

カップはお茶を飲んだり、小鉢としてちょっとした前菜を盛ったりできるほか、お花をいけたりしてもいいです。ミニサイズの小皿は箸置きにもなります。ガラスのぐい飲みには、いくらのしょうゆ漬けなどを盛りつけてもいいですね。欠けてしまった器もお花をいけたり、植物を入れたり、などの使い道があります。

手持ちの器を何通りにも使いこなしてみると、スタイリングの幅が広がります。ちょっとした遊び心をプラスして、楽しんでみてください。

小皿は必ずしも揃えなくてもOK。形や色を楽しめる。

丸の内サロンはインターFMで月曜から金曜日までお昼の12:10〜12:30放送中です。

岩﨑牧子さん
Makiko Iwasaki
インテリア＆フードスタイリスト。「エル・ア・ターブル」（アシェット婦人画報社）などの雑誌や書籍で幅広く活躍中。器やキッチン道具、家具などに造詣が深く、テーマに応じたセンスのよいスタイリングに定評がある。最近では「SUNDAY BAKE SHOP」（嶋崎かづこ著／エンターブレイン）という本のスタイリングを手がけた。

岩﨑牧子さんのおすすめショップ３

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